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『大隅隼人』とは何だろう?――― 日本書紀や続日本記では、古代の南九州に住む人々を『大隅隼人』と呼び、ヤマト軍に攻め滅ぼされたと記録されています。けれどごく簡単な記録ですので、『大隅隼人』は深い謎に包まれています。 地元に育った著者は30年あまり前から、その謎を解き明かすために活動してきました。それを踏まえて小説が完成。……古代と現代がクロスする立体的な構成。独自の経験知によって洞察し、実在する大隅隼人が浮上します。とりわけ、小説『大隅隼人』の圧巻は、五木寛之氏の小説にも描かれている福岡県筑豊地方の香春岳を訪れ、大隅隼人が滅ばされるに至った背景を探りだすシーンです。 姉妹編として6つの短編小説『大隅秘帖』も刊行されました。 ・著者 郷原 茂樹 ・四六判 並製本 表紙カバー・帯つき ・304ページ ・2022年11月24日 第1刷発行 ※本のみご注文の場合はレターパックにてお届けいたしますので送料370円となります。 自動送信メール後のショップからのメールにて正しいご請求金額をお知らせさせていただきます。クレジット払いのお客様も後ほどご請求金額を修正させていただきます。
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